能登町の特産品

能登町の特産品

里海の幸

能登町は日本でも有数の定置網漁業が盛んな地域です。この漁法は魚の習性を利用し、ブリ・マグロ・タラ・アジ・サバ等の回遊性のある魚を待ち受けて捕るという自然に優しい漁法です。岸深の沿岸の海中に網を固定し、網起こしします。中でも12月~1月にかけて宇出津港に水揚げされる、10㎏を超える鮮度抜群のブリは「宇出津港のと寒ぶり」とされ、ブランド化されています。

日本三大魚醤油「いしり」

「しょっつる」、「いかなご醤油」に並び、日本三大魚醤油に数えられる「いしり」。日本海側最大のスルメイカの水揚げを誇る能登町では、このイカの内臓(ゴロ)を原料とした「いしり」が主流です。
水揚げされたイカが加工されるときに発生する大量の内臓を、塩で発酵させ調味料を作るという先人の知恵と経験が生んだ「いしり」には、独特の香りや旨み成分が含まれています。旨みの素である遊離アミノ酸を大量に含むと共に、抗酸化物質やタウリン、低分子のペプチドも多く含まれます。また、血圧上昇抑制物質の存在も確認されていて、医薬品としての可能性も調査されています。

のと寒ぶりを始めとした、新鮮な魚介類

古くから漁業の中心地として栄え、現在は100余りの定置網を中心とした沿岸漁業、日本海はもちろん北海道の沖にまで出漁するイカ釣り主体の沖合漁業が盛んで、水揚げされる魚種の数も多く、四季折々の海産物が楽しめる海の町です。
特に、冬季に水揚げされる極上の「のと寒ぶり」は、産地ブランドとして注目を集めています。

船凍イカ

能登町小木・姫の両地区は、日本海側最大の船凍イカの基地となっています。獲れたスルメイカを船内でマイナス40℃で急速凍結するため、鮮度は良いままです。「船内一本凍結イカ」は石川船団が編み出した製法で、全国的にも有名なブランドとなっています。

海洋深層水・能登の塩

能登海洋深層水は、日本海固有水と言われる日本海内で循環している水深300mより深いところにある海洋深層水で、「清浄性」「富栄養性」「熟成性」「ミネラル特性」「低温安定性」に優れているなどの特長があります。
能登海洋深層水施設は石川県小木沖約3.7km地点、水深320mの深さから取水しており、石川県内唯一の海洋深層水施設で、原水のほか濃縮水や脱塩水を供給しています。
能登の塩は取水した海洋深層水を1.5倍に濃縮し、非直火型低温製法にて60℃以下の温度で5日間かけて製塩します。
約3トンの深層水から60kg程しかできないため、製造量は年間で最大4トン程ですが、この製法によりバランスの取れたミネラル特性を残すことができます。

干物等水産加工品

四季折々に他品種の海産物が水揚げされる為、数多くの水産加工品が製造されています。中には、町の特産品である「能登海洋深層水」や「いしり」を活用した商品も多く、能登町ならではの珍しい加工品も多いです。
また、海産物を使った醗酵食文化も盛んで、糠漬けや粕漬けなどの醗酵食品も数多く製造されています。

里山の幸

能登町は全域が中山間地域とされており、寒暖差のある気候ときれいな水があることからも、水稲農家が大半を占めています。小さな圃場で農家さんが丹精込めて作ったお米は手間がかかる分、自信を持って美味しいと断言できます。
また、イチゴ、ブルーベリーも町の特産品です。赤崎台地で栽培される「宝交早生」という品種の赤崎イチゴはとても甘いのですが、傷みが早く出荷には向いていません。現地でしか味わえないものですので、ぜひイチゴ狩りに来て下さい。ブルーベリーも石川県内最大の作付面積で、ブルーベリーワイン、ジャム等の加工品も充実しています。もちろん摘み取り体験もあります。

赤崎イチゴ

赤崎イチゴ(品種「宝交早生」)は、果肉が軟らかく、非常に甘みが強いのが特徴ですが、その性質上、流通が難しくほとんどが摘み取り園か能登地方で消費されているため、都市部ではなかなか手に入らない「幻のイチゴ」となっています。日本海が一望できる赤崎台地一面に広がる「赤崎いちご園」では、季節になると辺り一帯が甘い香りに漂い、数多くのリピーターが訪れます。

ブルーベリー

能登町のブルーベリーは、7月の初旬頃から8月上旬にかけて収穫の最盛期です。ブルーベリーには食物繊維やミネラル、ビタミンなどを豊富に含んでおり、近年では「目に良い食品」として紹介されたこともあり女性を中心に人気が高まっています。
当町の各農園では、多くの人にフレッシュでおいしいブルーベリーが味わえるブルーベリー狩りができます。また、地元産ブルーベリーを使ったまろやかな喉ごしのワインや手作りジャム、ゼリーなども好評です。ぜひ味わってみてください。

能登牛

肉質等級A3以上またはB3以上などの基準を満たした黒毛和種で、年間出荷頭数が少なく、ほぼ石川県内でしか流通していません。しかし、能登の美しい自然と潮風が吹く素朴な風土の中で育てられた能登牛は肉質のきめが細かく、脂肪酸中のオレイン酸の含有量が豊富で、香りがよく、とろけるような食感は一度食べると忘れられない味です。

きのこ(コケ)

能登はブナやアカマツなどさまざまな種類の森林があり、キノコが豊富な地域です。奥能登地域でしか採れない「コノミタケ」は、地元ではマツタケよりも高級品として取り扱われています。能登町では、様々な種類のキノコを、能登ならではの調理で食することができ、毎年シーズンになると、能登のキノコ料理を目当てに多くの観光客が訪れます。

能登杜氏が醸す酒

能登杜氏が醸す酒は「能登流」と称されしっかりとした濃い味が特徴。芳醇な味わいは能登杜氏の技の結晶でもある。能登町では三つの酒蔵が伝統を守りながら丁寧に酒を造り続けています。能登の郷土料理にも相性がよく愛され続けており、蔵見学や試飲も可能なので、ぜひ蔵元でお気に入りのお酒を見つけてみませんか。